2017年1月2日月曜日

俺の超最高な4年半



俺、オタク失敗したのかな。負けたのかな。

これってバッドエンド?ゲームオーバー?

去年10月10日、みずほが泣きながら卒業を発表したときに頭に浮かんだこと。

みずほは「大きなステージに立ちたい」って、「もっと人気者になりたい」って言ってたのに今ここで辞めるってどういうことなのか。俺はファンとして、好きな人の夢を叶えてやることができなかったのか。実際、卒業発表後のインタビュー等でもみずほは「今もっと売れてれば辞めなかった」と話していて読むたびに胸が痛くなった。

みずほは圧倒的な天才だった。最初に会った時は独特の雰囲気がある子だな〜くらいにしか思っていなかったのだけど、徐々にその才能を開花させていって、いつの間にか他に類を見ない唯一無二の存在感を放つアイドルとなっていた。みずほが在籍するベルハーというグループ自体もクオリティの高い楽曲とオリジナリティをもつ至高のユニットで、ベルハーのみずほは完全無敵だった。

ベルハーにしてもみずほにしても、「わかりやすさ」に欠ける部分はあって、そこがサブカルウケする一方、即座には売れにくいような面があったけど、うまく火がつけば大ブレイクする可能性や潜在能力は大いにあったと思う。それなのに。

「後悔しないように会えるときに会いに行こう」なんてみんなよく言うけど、どれだけたくさん会いに行っていたとしても、別れはいつも突然やってきて、そのときなんかしら後悔するのは避けられないと思う。

俺はみずほに出会ってからライブにはほとんど全部行っていたけど、ただそれだけだった。もし俺がちゃんと周囲に広める努力をしたら、もっとファンを増やすことができたかもしれない。もっと物販でお金を使えば、運営を波に乗せる手助けができたかもしれない。そんなこと考えるし、そもそも俺はみずほの前でちゃんと笑ってることすらできず、みずほをよく不安にさせた。

アイドルを辞めることを決めた理由として、みずほは楽しかったライブに辛さを感じるようになったことを挙げていた。昔からみずほは「色々辛くてもライブだけは楽しい」と言っていたから俺は安心しきっていて、自分が楽しむ以外に何も考えていなかったけど、みずほがもっとライブを楽しめるように努力すべきだったんじゃないか。

ほんとに後悔ばかり出てきてしまう。

でも、冷静に考えれば、俺ごときが何をしようがたいして変わらなかったんだろう。1人のオタクでしかない自分に何か変えられるなんて考えるのは、おこがましいんだと思う。こういうとき何がダメだったんだって犯人探しみたいなことばかりしがちだけど、そんなことよりこれから何ができるかを考えるべきなんじゃないか。だいたい「俺のせいや…」みたいに考えること自体が相手に気を使わせて負担になる。反省するにしても自分の中にとどめといた方が良い。

だから、卒業発表後はとにかく笑うこと、みずほに嬉しい、楽しい、大好きって気持ちだけ伝えることを心がけた。好きな人に対してできることって、考え出したらキリがないけど、結局自分と一緒にいる間、相手がなるべく楽しくなるように努めることに尽きるんじゃないか。だとしたら最後は俺なりにやれたんじゃないかと思う。どうかな?

それから、人生っていう長いスケールで考えたとき、一旦アイドルになったらアイドルとして行けるとこまで行かなきゃダメなのか?バッドエンドなのか?って言ったら必ずしもそうでもないんじゃないかって気もする。

アイドルとして過ごした時間がちゃんと充実していて、ちゃんと楽しくて、その先にも楽しい未来があるなら、それで全然正解なんじゃないか。全部肯定できるんじゃないか。みずほがアイドルを辞めることを選んだこの世界だって、みずほや俺らにとってちゃんとハッピーエンドになりうるんじゃないか。

みずほが今までアイドルをやってきたことは全く無駄じゃない。みずほはアイドル界で唯一無二の存在になったし、その輝きをおさめたライブ動画やCD、写真、映画、ラジオ等は永久に残る。みずほは、永遠に語り継がれる伝説のアイドルになる。それに俺たちファンには一生忘れられない思い出を残してくれた。何千人もの人を幸せにしてくれた。みずほは、普通の人が一生かけてもできないことを成し遂げた。まだ10代なのに。

みずほがアイドルを辞めてしまったのはそりゃ残念だけど、これからみずほと俺らがちゃんと幸せになるなら全部オッケーだと思う。もちろんみずほのこの先の人生については俺には分からない。でも、俺らが心配することなんて何もないと思う。アイドルの天才だったみずほは、人に愛される天才だから。人に愛されていれば、どこにいてもきっと幸せになれる。だからきっと大丈夫。

世界中の誰より幸せになって欲しいなー。そしたら俺の今までだって本当に報われる気がするから。離れ離れになっても。



ずーっと現場にいたもんだから、なんとなく仕切る立場みたいのやらせてもらってたけど、基本的に怠惰で内向的なので、あんまり向いてなかったと思う。好き嫌い多いし。色々ご迷惑おかけしました。

そんな俺だけど、「理想の現場」みたいなものについて、俺なりに考えていたんで、この機会に書きます。あんまり偉そうにならなければ良いが…(>_<)

まず新規とか古参とか意識しなくていいこと。

俺がオタクやりはじめたときに嫌だったのは、古参やおまいつの選民意識や排他性みたいなもので、新しい人は古い人達にヘコヘコしなくちゃいけない雰囲気があったり、居心地の悪さを感じるのがめちゃくちゃ嫌だった。偉いオタクなんていないのに。

ベルハーの現場は、そういうのなるべくないようにしたいなと思ってて、それは割と実現できていたんじゃないかなと思っている。ベルハーの現場って誰が新規とか古参とかよく分かんなかったはず。俺は声がデカくて偉そうだったかもしれないが…(>_<)

それからみんなが自由に楽しめるってこと。

ベルハーの現場に初めて行ったとき、みんなバラバラだなって思った。突然MIXやり出す人もいれば最前で地蔵してる人もいるし、楽しみ方が決まっていない。この自由さが良いなと思った。それぞれが自分の楽しみ方を自由に追求できたら最高じゃん。

でも、ベルハーのパフォーマンスが激しくなるにつれて、フロアも荒っぽくなっていくと、ワチャワチャしたい人と静かに見たい人で溝ができて、静かに見たい人が不自由を感じるようになってしまった面があると思う。

ただ、それを重視して、リフトやモッシュ等のいわゆる迷惑行為をシンプルに規制してしまえば、その分だけ失われる楽しさが間違いなくある。中期〜後期ベルハーのライブの素晴らしさとして、その熱量やフロアの一体感があったと思うけど、それは自由度の高さが生み出すものだった。

自分がワチャワチャ側だったから、そっち寄りになっちゃうのも間違いなくあるだろうけど、リフトってすごく良い文化だなと思っていた。みんなが推しに対して必死にアピールしてる姿めちゃくちゃグッときた。メンバーは別に喜んでなかったのかもしんないけども、その片想い感も含めて良かった。肩を叩けば誰でも上げてくれる雰囲気も素敵だったと思う。それに、リフトとかしない友達や女の子もライブに感動して泣くくらい楽しめていたので、する人しない人でちゃんと共存できるはずという考えがあった。

ラッパーのECDの本(『ECDiary』)にあった言葉。

「メーワクをかけなければ何をやってもいい」そんな風に言う人もいる。それが自由だと言う。それも大きな勘違いだ。そんなものは自由ではない。「メーワク」をかけあうことで人はお互いをわかりあえるのだ。「メーワク」を通じてしか、本当の信頼関係は生まれない。(p172)

現場には価値観の違う人たちが集まるから、当然ソリが合わない部分も出てくるけど、みんなが空気読みつつ、やりたいこと自由にやって、多少失敗したり、人に迷惑かけても、お互いに許しあえる現場がベストだと思う。

そういう現場にするには、日頃からみんなが気軽に話せる雰囲気を作っておくことが必要なんだと思うけど、その努力がちょっと足りなかったかも。面識のない人がいたらなるべく声をかけるとか、お節介なことをしてたけど、もともと非社交的な人間だからキョドりながら「誰推しですか?」とか不自然な話しかけ方しかできないし、一旦名前聞いたらその後は何も話さなかったり、中途半端だった感じ。

そんなわけで完璧に理想通りの現場とは言えなかったかもしんない。夏の魔物とか、迷惑ってレベルじゃ済まされないことも何度かしちゃったし。でも、やっぱベルハーの現場すごく好きだったし、めちゃくちゃ良い現場だったと俺は思う。あんなに激しいのに喧嘩とか滅多に起こらなかった。みんな優しくて。

リフトやモッシュがあるとかないとかはどうでも良いけど、新規や古参関係ない感じとか、お互い許しあえる優しい雰囲気とかは、新体制のベルハー現場にもずっと引き継がれていってほしいと勝手に思ってます。久しぶりに行ってみたら、めちゃくちゃ殺伐としてて、ライブ中に殴り合いが始まったりしたら泣いてしまう。まぁ残る人達の顔を思い浮かべれば、そんなことあり得ないって分かるけど。

今までみたいに現場には通わなくなるけど、俺、新体制のベルハーも甘楽がリーダーになる新グループもあーやんのソロ活動もずっと応援してます。CD出たら買うし、大きなワンマンとかには顔出させてもらうつもり。ウザがられない程度に。



最後にありきたりな言葉ですいませんが、今まで本当にありがとうございました。各メンバー、運営、オタク、現場にいた人みんなにめちゃくちゃ助けられました。ベルハーのファンになって本当に良かったです。

ベルハーやみずほと出会う前の俺より今の俺の方が絶対良いでしょ。みんな昔の俺を知らないと思うけど。最高は今。本当にそう思ってます。これからの人生もぶちあげて行くので、どっかで会ったらよろしくお願いします。それではまた。

2016年12月19日月曜日

12/22(木)ベルハーワンマンライブ@赤坂BLITZについて

こんにちわ。ベルハーことBELLRING少女ハートの熱狂的な追っかけをやってるみうらと申します。
前列中央がみずほ、後列右があーやん

俺が大好きだったベルハーなんですけど、年内で一旦終わることになっちゃいました…。(つд⊂)エーン

活動初期からグループを支えてきた唯一のオリジナルメンバーであり、ベルハーの象徴的存在である朝倉みずほ(俺が人生で一番愛した女)と超アグレッシブなパフォーマンスでベルハーの激しいライブを作ってきた柳沢あやの(通称あーやん)が年内の活動をもって卒業します(卒業の理由については二人のブログを参照:みずほあーやん)。そして、この2人の卒業にともない、グループ自体も年内で活動休止することになりました。

現体制のライブは年末まで予定されていますが(来年1/3にも追加されやがったが)、残されたライブで最も規模が大きく、最も重要なのは間違いなく




です。ベルハーが活動してきた約5年間の集大成となるライブであり、ベルハーに少しでも興味がある人、あった人なら絶対に見逃せないライブであると言えます。これを見ずして、ベルハーは語れないでしょう。

ベルハーをよく知らない人に向けて断言しますが、活動休止後もう二度と今のようなベルハーを見ることはできません。ベルハーは来年以降も続きますが、卒業する2人の個性があまりに強く、担ってきた役割が大きいため、そのまま代わりになるような新メンバーが見つかるとは到底考えられないためです。

ベルハーというグループや現場がどういうものであるかについては、ウィキペディアや一年前に俺が書いたブログこくまろさんのブログ等を参照していただくとして、この記事では主に卒業するみずほとあーやんについて紹介し、赤坂BLITZのワンマンライブがいかに見逃せないものであるかを理解していただきたいと思います。

朝倉みずほ 〜唯一無二のザ・ベルハー〜

そのあどけない容姿から幼い声、無邪気で自由な性格に至るまで、儚げな少女感全開で、まるでベルハーのコンセプトや理想をそのまま形にしたかのような存在が朝倉みずほです。みずほは来年の2月15日に20歳になるのですが、成長過程でその純粋な魅力が失われなかったのは奇跡と言えます。ミラクルガール。

みずほを形容するときに「唯一無二」という言葉がよく使われますが、世界中どこ探しても、こんな女の子見つかるはずがない。みずほを知る人はみんなそう思っているはず。それほどオンリーワンなキャラクターなのです。

みずほは親友のじゅりと一緒にオーディションを受けて、ベルハーのオリジナルメンバーとなったのですが、何の前情報もなしに自分の個性とここまで合致し、その魅力を100%活かせるグループを選んだことはとても偶然とは思えず、運命的な力すら感じます。

しかし、そんなみずほも最初からベルハーの中心メンバーだったわけではありません。活動初期は歌割りも少なく、ステージでの立ち位置もどちらかといえば端の方でした。その芯の強い性格で、言われたことをしっかりやり抜く、ひたむきな努力の成果として、徐々にグループで担う役割が大きくなっていったのです。

過酷な活動の中で、親友のじゅりを含め、多くのメンバーが脱退していきました。その中でも一人残って、唯一のオリジナルメンバーとして闘ってきた結果が現在のベルハーみずほというわけです。ボロボロになった衣装は、その闘いの熾烈さを物語っています。

初期のライブ動画と最近のライブを見比べれば分かりますが、ダンスのキレが初期とはまるで違い、今は殺気すら感じさせます。歌は拙さが残るものの、みずほの場合、むしろそれが完全に武器となっているから問題ありません。また、以前は自信なさげで弱々しい歌声だったのが、今は声が枯れるほどに全力で声を振り絞って歌うようになったことで、より痛切で心を揺さぶるものとなっています。

ベルハーをみずほの成長物語として見る人もいますが、12/22の赤坂BLITZがその物語のクライマックスです。引っ込み思案だった15歳の女の子が約5年間の闘いでどこまで成長したのか見届けてください。


柳沢あやの 〜命を燃やす限界突破パフォーマンス〜

あーやんはもともとSmile Pocketという、どちらかといえば正統派よりのアイドルグループに所属していました。容姿等も一般的なキラキラした可愛いアイドルのイメージに近いと思います。そこから一転してダークなベルハーに新メンバーとして加入したわけですが、あーやんはベルハーに入ったことで大きく変わりました。ベルハーに壊されたと言っても過言ではないかもしれません。

きっかけは2014年のTIFにおける客席へのダイブだったと本人は語っていますが、その前後から、あーやんはスマポケ時代からは想像がつかないような過激なパフォーマンスでベルハーの激しいライブを牽引するようになります。フェス等で初めてライブを見る人に、ベルハーの凶暴なイメージを強く印象づけました。

しかし、それと同時に精神的に不安定な面を見せることが増えていきます。ライブ後に姿を見せないことが多くなり、ついには心の問題で活動を一時休止してしまいます。まさにいつ崩壊するか分からないギリギリの状態にまで自分を追い込んできたわけです。

現体制ベルハーのライブの大きな魅力の一つは、他のアイドルの追随を許さない、その圧倒的な熱量にあると考えていますが、その熱量を生み出すエンジンとして、あーやんの命を燃やすパフォーマンスがあったんだと思います。

あーやんはベルハー卒業後、田中さんプロデュースのもとでソロアイドルとして活動を続けていくことが決まっていますが(卒業、ソロ転向について語るロング・インタヴュー)、当然ベルハーのあーやんとは大きく異なる形での活動になると思われます。今しか見れないベルハーとしてのあーやんの命がけのライブを赤坂BLITZで目に焼き付けてください。

個人的に好きな写真

「ベルハー」という物語の第1部をみんなで完結させよう

ベルハーは、今年1月にはZepp TOKYO(Q)、4月にはTOKYO DOME CITY HALL(B)という赤坂BLITZよりも大きな会場でワンマンライブを行いましたが、集客という観点で見れば、はっきり言ってどちらも大失敗でした。ただ、決まったときからデカすぎる会場だとみんな思っていたし、無理に埋めなくても、そこにいる人が楽しければ良いじゃんなんて思っていて、危機感を覚えることもなかったというのが正直なところ。しかし、2人の卒業が決まった今になって、もっと俺ら頑張れたよな…という後悔の気持ちでいっぱいになっています。後悔先に立たず!

赤坂BLITZのチケットも現時点で300枚程度しか売れていません。会場のキャパは1300人。このままいくとQ、Bと同じ結果になります。卒業する2人にとって最後となる大舞台を最高の結果で終わらせたい。少しでもベルハーに興味を持ってくれた人は、どうか赤坂BLITZのワンマンライブに行ってください。行かずに後悔することはあれど、行って後悔することはありえません。ベルハーという最高に可愛い女の子軍団が間違いなく最高のライブをしてくれるので。

ここまで、まるでベルハーが無くなるかのような書き方をしてしまって申し訳ないんですが、来年以降もベルハーはちゃんと続きます。おそらくは運営の田中さんが飽きるか、死ぬまで続く『BELLRING少女ハート』という大河ドラマなみに壮大な物語があって、今回その第1部が「おいおい、主人公死んじゃうのかよ…マジか…」みたいな展開で終わるイメージです。視聴者唖然。でも、残るカイちゃん、甘楽、れーれの3人もそれぞれ素晴らしい個性・才能の持ち主だし、厳しい選考を越えてきた新メンバーが加わった新体制のベルハーは、きっと今以上に大活躍してくれると信じています。BELLRING少女ハート第2部に乞うご期待!!!
来年以降もベルハーとして闘う3人

まずは第1部のラストをみんなで見届けましょう!いや、単に見届けるんじゃなくて、めちゃくちゃに盛り上げまくって、この絶望的な展開すらハッピーエンドに変えちゃいたいです。ベルハーはみんなで作る物語、視聴者参加型エンターテイメントなんや!!!

これ以上主観バリバリで勝手なことを書くと怒られそうなので、この記事はここで終わりますが、とにかくワンマンライブにみんな来てください。現体制ベルハーの一番かっこいい姿を絶対見逃さないで!チケットは楽天チケットにて販売中!当日券もめちゃくちゃあるよ!


それでは、12月22日(木)、赤坂BLITZで!!!
会場で見かけたら声をかけてください。乾杯しましょう♪
ずる賢い嘘つきの汚物



2015年12月14日月曜日

初めてでも絶対安心!ベルハー現場入門

こんにちはー。みなさんベルハーって知ってますか?この記事を読んでくれるのは、名前くらいは聞いたことがある人達だろうと思いますが、いま最も熱くて勢いのあるアイドルグループの一つがベルハーです。自称「東京最強アイドル」です。




このグループが2016年1月2日Zepp Tokyoでワンマンライブを行うのですが、おそらくグループ史上最も気合の入ったライブであり、より多くの方に足を運んで目撃していただきたいので、ベルハーをよく知らない人でも安心してライブに来れるように紹介記事を書いてみました。「アイドルに興味あるけどライブは怖いなー、とくにベルハーってのはなー」という方に是非この記事を読んでいただき、不安を取り除いたうえでZepp TOKYOのワンマンライブを一緒に盛り上げていただきたいなと思います。

フォローしよう


BELLRING少女ハート、通称ベルハーは20124月に結成されたアイドルグループです。幾度のメンバー脱退・加入を経て、現在は朝倉みずほ宇佐美萌柳沢あやのカイ甘楽仮眠玲菜の6人でライブ活動を行っています。このうち、宇佐美萌さんは誕生日でもある201621日に卒業することを発表しており、以降は5人組として活動する予定。

活動初期は独特な雰囲気の楽曲と学芸会以下と称される緩いパフォーマンスで知られていましたが、現在は逆にパフォーマンスの激しさがグループの特徴となっています。結成時からあまり変わらず、下手に聞こえる歌は意図的なもので、わざと外して歌わせているらしいです。

メンバー全員個性的でキャラが濃くて面白いんですが、ここでは深く紹介しません。メンバーの意に沿わないことを書いて怒られたくないので…

詳しく知りたいと思ったら、メンバー及びディレクターである田中さんをフォローするのが一番良いです。ベルハーの最新の情報は田中さんのtwitterから流れてくるし、ライブに行けなくてもメンバーと交流できます。レッツフォロー(^o^)

朝倉みずほ

結成時より在籍する唯一のオリジナルメンバー。

宇佐美萌(通称もえち)


201212月加入、201621日卒業予定。

柳沢あやの(通称あーやん


20139月加入。

カイ


20139月加入。

甘楽


20153月加入。

仮眠玲菜(通称れーれ


20153月加入。

田中紘治


ディレクター。


聴いてみよう

ベルハーはそのアイドルらしからぬ暗いイメージ(衣装も真っ黒)で有名なのですが、キャッチコピーは、

サイケデリック、グランジ、エレクトロニカ!音楽の大洪水アイドル

ということで結構色んなジャンルの曲を持っています。ラップもあります。そして、どの曲もめちゃくちゃ凝っててクオリティが高い。

ということで、とにかく曲を聴いていただきたいんですが、なんと1stアルバム『BedHead』が全曲SoundCloudに公開されました!タダで聴けるってこと!聴くしか!



音楽の知識と文才がないのでこれも多くは語りませんが、ライブの定番曲・人気曲を紹介します。赤字の曲は絶対聴いてほしい曲であり、上の『BedHead』に収録されています。


the Edge of Goodbye

ベルハーのライブで最も重要な曲であり、活動初期からライブの締め曲として使われている曲です。ブチ上げロック。

ボクらのWednesday
僕のイチオシ曲です。何回聞いても最高~。

夏のアッチェレランド
ベルハーらしからぬ()キラキラした王道アイドルソング。セットリストに入る頻度はそれほど高くありませんが、非常に人気が高い曲であり、他の曲とは毛色が違うので、他の曲が合わなかった方も是非聴いてみてください。

rainy dance
the Edge of Goodbyeに次ぐベルハーのキラーチューン。ライブではリフトやサーフがメチャクチャ発生し、人が上から降ってくることが多い曲です。

サーカス&恋愛相談(『BedHead』収録)
メンバーの絶叫で終わる怖い曲ですが、ライブではこの曲の後にthe Edge of Goodbyeやrainy danceが来ることが多いので覚悟が必要です。また、落ちサビでカイちゃんがフロアの写真を撮ります。写りたくない場合、顔を隠しましょう。

Asthma
今年の夏を盛り上げたベルハーのニューアンセム。サッカーのテーマソングっぽい。ファンの歌声が入っています。


音源としては、EP8枚とアルバム2枚がリリースされていますが、1sアルバムの『BedHead』、2ndアルバムの『UNDO THE UNION』、最新EPの『13 WEEKS LATER』の3枚でベルハーの楽曲はほぼ網羅できます。2枚のアルバムは入手困難ですが、OTOTOYから配信されているのでダウンロードして聴くことができます。

BedHead

UNDO THE UNION

13 WEEKS LATER

また、先ほど紹介したAsthmaは期間限定で配信されており、現在は入手できませんが、おそらく年明けに出るニューアルバムに収録されるはず。

ベルハーの楽曲は本当に名曲揃いで、人気にバラツキがあるので、上で紹介した曲を聴いてまぁまぁ良いかもと思ったら、是非ほかの曲も聴いてみて欲しいです。

参考までに最新曲Asthmaお披露目の8/1から直近のライブまでのセットリストを集計してみました。文字が小さくて読みづらいかもしれませんが、上から順にセットリストに入る頻度の高い曲です。上で紹介した曲に加えて、最新EPの『13 WEEKS LATER』収録曲が多く入っています。


行ってみよう

百聞は一見にしかず。いろいろネットで調べるより一度ライブに行ってみましょう。

ベルハーは、だいたい毎週末に新宿や渋谷でライブをしています。
詳しいスケジュールはグーグルカレンダーでチェックしましょう。





ライブの入場料は3000円前後が多いですが、主催ライブは1000円くらいのお手頃価格で入れて、長時間たっぷりとライブをやることが多いのでオススメです。前売りチケットについては、ぴあなどのプレイガイドで事前に購入できる場合とベルハーの公式サイトhttp://bellringgirlsheart.com/mail/index.html)で予約できる場合があります。後者の運営予約は推しの画像がもらえてお得。適当な名前とメールアドレスを入力して送信すれば予約完了です。本名で予約する必要は全くなく、適当な名前で問題ありません。


手元にチケットがない運営予約の場合、どうやって会場に入ればいいのか戸惑うかもしれませんが、受付で予約した名前を言って、その場でお金を払えば大丈夫です。変な名前で予約するとうまく聞き取ってもらえず、入場に手間取ったり、恥ずかしい思いをしたりする可能性があるので気をつけてください。

会場に入った後は、どこで見ればよいか迷うと思います。最初は後方が無難ではありますが、基本的にはどこで見ても大丈夫です。位置ごとに一長一短あります。

フロア前方:揉みくちゃにされるが、メンバーを近くで見られる。
フロア後方:ステージが見え辛いが、落ち着いて見られる。
二階・段差上:オススメ。落ち着いてしっかり見られる。

ベルハーはオタクが厄介で危険と過大評価されていますが、上から人が降ってくるくらいで実際は大したことないです。先ほど紹介したエッジとレイニーが最も危険なので、そのときだけちょっと気をつければ大丈夫なはず。ライブの熱を近くで感じたいと思ったら前方で観ましょう。フロア前方でも両端はあまり動きがなく、静かに見られることが多いです。

最前列で見る場合は、メンバーが柵に登ろうとしてくる場合があるので注意してください。このとき、メンバーの足を持つと戻れなくなって危険なので足は持たないようにしましょう。こちらが手を上にあげていれば向こうからバランスを取るために手を握りにきます


また前方で観る場合、濡れても大丈夫な格好で行って、できればタオルや着替えも持参すると良いです。メンバーが水をかけてくる…というのもあるのですが、揉みくちゃになって自分や他人の汗でびしょ濡れになる可能性が高いので。

上がってみよう

ベルハーの現場では、MIX(奇声)やリフト、モッシュ、ダイブなど、様々な迷惑行為が放置されており、フロアの自由度の高さが特徴となっています。これについては賛否両論あるところなのですが、メンバーと一緒に身体を動かして汗を流せることが、この現場の楽しさの1つだと思っているので、触れておきたいと思います。

ここでは誰でもすぐできるリフトについて紹介します。リフトというのは推しのソロパートなど、メンバーにアピールしたい部分で他の人に持ち上げてもらうことを指します。普通に考えたら、後ろの人の視界を遮る行為だし、迷惑行為なんですが、この現場では、毎回たくさんのリフトが上がります。気持ちが良いから…

リフトしてもらう方法なんですが、知り合いがいなくても、適当に声が大きくて現場に慣れてそうな人の肩を叩いて「上げて」と言ったり、目で訴えたりすれば、「よしきた!」と上げてもらえるはずです。なかなか頼みづらかったりすると思いますが、上げる文化が根付いてるので断わられることはほとんどないはず。

リフトのタイミングは自由ですが、ライブ動画を観れば、みんなどこで上がっているのか確認できると思います。



上がると決めた以上は、できるだけ高く上がりましょう。上がったら推しの名前を叫んだり、カッコいいポーズを決めたりして、アピールしてください。タイミングよくスッと高く上がって、終わったらすぐ降りるとカッコいいです。また、余裕があればで良いですが、降りた後は上げてくれた人に軽く会釈したり、お礼を言っておくとみんな気持ちよくなれます。リフトがきっかけで友達になったケースも多いとか。 

撮ってみよう

ライブが終わると、汗だくのオタクたちがフロアや物販スペースに謎の列を形成します。チェキ列です。

アイドルとのコミュニケーションというと握手のイメージが強いと思いますが、最近のアイドルはチェキと呼ばれる写真の撮影を通してアイドルと会話する機会を設けていることが多いです。ベルハーの場合、一枚500円、サイン付きは1000円でチェキを撮って会話できます。チェキの代金はメンバーの給料になるらしいので推しのためにガンガン撮りましょう。
ワンマンライブなど非常に集客の多いイベントの場合は、メンバー全員と一緒に撮るチェキ(1000円?)のみとなります。

チェキを撮る際は、現金をそのまま渡しても良いのですが、ベルハーはチェキコインなるものを販売していて、これを物販で買うと、スタンプカードにポイントをつけてもらえるというメリットがあります。スタンプカードを全部貯めてスタッフに預けると、自分のためだけに撮影した動画を収録したDVDがもらえます。なお、チェキコインが買える物販はチェキ列とは別なので注意してください。

チェキ列に並ぶときは一番後ろに並んでいる人が持っている札をもらいましょう。このチェキ列は毎回かなり長くなり、並ぶのが遅いとチェキを撮るまでにだいぶ時間がかかります。予定があったり、時間に余裕がない人は、ライブ後すぐに並ぶことをオススメします。

会場の大きさによって、メンバー個別に列がある場合と一列しかない場合がありますが、どちらになるかはその場で決められるので見極めてください。新宿LOFTや鹿鳴館などで行われる主催ライブの場合は、だいたい個別に列があります。

初めてチェキを撮る場合、「どんなポーズで撮ればいいんだ…終わったら何を話せばいいんだ…」と戸惑うでしょうが、何も考えなくても相手が適当にリードしてくれるので大丈夫です。困ったら手でハートを作って撮って、ライブの感想でも話してみましょう。正解はありません。

友達になろう

ここまで読んでもらえれば、もう迷わずベルハーのライブに行けると思いますが、アイドルライブなんて日常とかけ離れた空間に一人でいるのはやっぱり不安だなという方も多いと思います。

そういう方には是非とも友達を誘って大勢で来ていただきたいところですが(3人いればリフトができる)幸いベルハー現場には優しくて親しみやすい人達が沢山いるので、連れてこれるような人が身近にいない場合は現場にいる人と是非知り合いになってみましょう。無理に仲良くする必要は全くないんですが、知り合いがいると情報が入ってきたり、便利なことが結構あります。使えるものは上手く使っていきましょう。

現場に大体いつもいる人の中から話しかけやすい人を選んでみましたので、開演前のフロアやチェキ列で話しかけていただければと思います。「初めて現場に来たんだけど…」とか話しかければ、「仲良くしてください!」と向こうから色々話してくるはず。

サトルさん


めちゃくちゃ面白い。常にテンションが高い。優しい。甘楽推し。

すぴ丸さん


ライブ中はめちゃくちゃですが、親しみやすい子です。
女です。あーやん推し。

いしづかさん


白いニット帽をかぶってるので、すぐに発見できます。温厚。
TVタックルに出演。みずほ推し。


買おう

長くなりましたが、現場の紹介については以上です。
だいたい分かっていただけたでしょうか…
とにかくベルハー現場は本当に誰でもウェルカムです。
来年1月2日はZepp TOKYO一緒に最高の現場を作りましょう♪


公演_Q
日時_2016 12日(土)
時間_開場16:00 - 開演17:00
料金_前売¥4,000
会場_Zepp Tokyo
   http://hall.zepp.co.jp/tokyo/
   東京都江東区 青海1-3-11


【取り扱いプレイガイド】
チケットぴあ Pコード:278-198

ローソンチケット Lコード:76407

イープラス

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